2021年1月24日日曜日

【焼鳥全般】海外の焼鳥事情(アジア)by焼き鳥アンバサダー

私も海外には多数の国に行ってはいるが、こと焼鳥を食べたのは欧米ではまだなくてアジアのマニラ、ホーチミン、バンコクのみです。なのでこの3ヶ所について、2018年と2019年に行ってみた時の感想になります。

総評としては、バンコクは日本の焼鳥専門店と同レベルにあるお店もあるが、まだそのレベルにあるお店は少ない。マニラ、ホーチミンは一部日本の美味しいお店のレベルにあるが数も少ない。それ以外のお店の焼鳥は焼き過ぎてる印象が強い。

○マニラ
ここでは正確には焼鳥屋ではなくて、日本料理屋とか居酒屋のメニューにある焼鳥です。もしかしたら焼鳥専門店があるのかもしれませんが、現地の知り合いに聞いてみても今のところ見当たりません。

私が行ったお店は、リトルトウキョー近くの川崎、マカティの筑地、BGCのおがわです。川崎やおがわは日本人が調理している事もあって美味しいと思いました。もも焼きは140ペソ(約300円)。味は日本の美味しい居酒屋レベルです。一方筑地は現地の人が調理しており、やはり焼き過ぎでお肉は硬かったですね。総じて日本の焼鳥専門店と比べるとやはり焼きのレベルが違います。

リトルトウキョー近くの川崎
串のメニュー

○ホーチミン
続いてホーチミン。ここでも焼鳥専門店は見つからなかった。行ったお店はレタントン通りの海味、ドンコイ通りのshamoji。海味さんはお寿司もある和食屋で、やや現地では高めの価格。でも私が行った数ヶ所のお店の中では一番美味しかった。ねぎま塩と手羽先塩を頂いた。焼き加減もバッチリで美味しかった。日本でも美味しい部類に入るレベル。一方、shamojiさんは炉端焼きスタイル。もも、つくねを頂いた。こちらは日本の居酒屋のレベル。

海味(レタントン通り)
shamoji(ドンコイ通り)

どちらも多分現地の和食では美味しい方のお店だと思う。

○バンコク
最後はメインのバンコクです。やはり和食の進展度合いは一番です❗お店もマニラやホーチミンに比べると数も多いし味のレベルも高い。

私が行った数ヶ所のお店の中では一番美味しかったのがエカマイにある炭火焼源です。店主は長田さんと言う日本人。知り合いになったので色々とお話を聞く事も出来ました。

炭火焼源(エカマイ)
オーナーの長田さん

タイでメインに食されているのは、大手会社のブロイラー、又は痩せていて硬い現地の地鶏。源で出しているのは、タイの軍鶏とブロイラーを掛け合わせた地鶏だそうです。これは現地の生産者としては希少との事。
軍鶏はそもそもタイが原産地。タイの旧国名シャム(SIAM)から来てますからね。

このお店は、日本の焼鳥専門店レベルに美味しいです。日本酒の品揃えも素晴らしい。

そしてここに並んで双璧をなしているのはエカマイにある酉玉さん。白金に本店がある希少部位が有名な焼鳥屋のバンコク店。しかも隣に折原商店の酒屋&バーが併設されてます。

酉玉(エカマイ)
折原商店(エカマイ)
折原商店のタイ人スタッフ
折原商店の店内
酉玉の店内

なので日本酒の種類は下手な日本のお店よりもめちゃたくさんあります❗
焼鳥の味も日本の酉玉さんと遜色ないレベルです。値段は5本コースで300B(約1000円)。
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